白洲正子自伝

著述家、また骨董の目利き(というとご本人から叱られるかも知れないが)、現代の侍、白州正子の自伝。 不要なもの、無駄なもの、鬱陶しいものをバッサリと切り捨てる潔さ。そのへんの甘チャンには毒ですな。

いまなぜ青山二郎なのか / 白洲正子

白洲正子の本。「白洲正子が白洲正子たる所以を作った男」、青山二郎について語った名著。 「精神的なものが精神を隠してしまう」まさにそのとおり。観念的なこと、精神的なことを語るってほんとはとても無駄なことなのだ。語らなくても […]

母なる夜 / カート・ヴォネガット・ジュニア(飛田茂雄・訳)

この本がハヤカワSF文庫に収められているために、出逢いそびれてる非SFファンの人々はとても不幸。確かに彼の経歴はSF作家なのかもしれないけど、コレは全然SFじゃないっす。軽妙でユーモア溢れる文章とスリリングなストーリー展 […]

お風呂の愉しみ / 前田京子

実は風呂を結構面倒くさいと思う方である。 特に、バタバタと湯加減を見に行ったり、あー体洗うタオルがちょっと カビてる(駄目人間)とか、あー洗面所の髪の毛が気になるけど掃除機 いつかけようか(致命的)などと考えるのがとても […]