くノ一忍法帖 / 山田風太郎

御大山田風太郎の名(迷)著。 濃厚で強烈でものすごいエッチだ!しかも時代物にも関わらずとても読みやすい。 読書を高尚なものと考える人、潔癖な人、時代考証にウルサイ人にはダメかも。 しかし単純に娯楽小説としてすごい。飽きさ […]

星の王子様 / サン=テグジュペリ

で、星の王子様。 母親の手元にあった「小さいほうの」岩波文庫から読んでるからこれはもう20年以上か(涙)。 どういうわけか、小さい頃からこれはファンタジーじゃなくて現実みたいに悲しい話だと思っていた。ひとつひとつのエピソ […]

ノーライフキング / いとうせいこう

いとうせいこうのデビュー作?当時はいとうせいこうと伊藤政則の違いってなんなんだと思っていた。馬鹿だ… 随分昔、まだ高校生の頃だから10年くらい前に(!!)、学校の図書委員会で出してる会報みたいなのに書評を書いた覚えがある […]

白洲正子自伝

著述家、また骨董の目利き(というとご本人から叱られるかも知れないが)、現代の侍、白州正子の自伝。 不要なもの、無駄なもの、鬱陶しいものをバッサリと切り捨てる潔さ。そのへんの甘チャンには毒ですな。

いまなぜ青山二郎なのか / 白洲正子

白洲正子の本。「白洲正子が白洲正子たる所以を作った男」、青山二郎について語った名著。 「精神的なものが精神を隠してしまう」まさにそのとおり。観念的なこと、精神的なことを語るってほんとはとても無駄なことなのだ。語らなくても […]