紙婚式 / 山本文緒

この人の本を読むのは2冊め。ていうか、一日のうちに2冊読破。というのも、ずいぶん待たされた病院の待合室で持ってきた1冊を読み終えてしまって、帰りのバスでどうしても別のもう一冊を読みたくて仕方なくなってしまったのだ。で、慌てて近くの本屋に飛び込んで買ったのがこの本。タバコが切れた人ってこんな気持ちになるのかな。
で、今朝読み終えて、既に禁断症状が出ている。この調子ではたぶん近いうちに彼女の作品は殆ど読破するだろう。そして読んだそばから全部古本屋に売っぱらってしまうだろう。10年くらい前に椎名誠を読んだ時のように。
型破りなようでいて、実は一つの決まった方向からしか物事を見ていない作家だと思う。それが今のワタシには面白い。

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