星の王子様 / サン=テグジュペリ

で、星の王子様。
母親の手元にあった「小さいほうの」岩波文庫から読んでるからこれはもう20年以上か(涙)。
どういうわけか、小さい頃からこれはファンタジーじゃなくて現実みたいに悲しい話だと思っていた。ひとつひとつのエピソードがしみじみと悲しくて、優しくて、厳しくて、今でも読むと涙が出そうになる。
わたしはあの岩波少年文庫の小さい判のやつが好きで、母に「嫁に行くときに持っていきたい」と云っているのだけどいつも「だめ」と云われる。たぶん母にとっても大事な本なのだろう。
少し判型の大きい岩波のやつを大人になってから買ったけど、どうもしっくり来ない。あの柔らかい紙の、小さなやつがないものかな。

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